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2017年10月11日 ピアノの練習

1オクターブ届くかな

「1オクターブかるくひろげてジャンプね~とどくかなぁ?」

「〇〇ちゃんがもうすこしおおきくなったらたかさがちがうドとドをいっしょにひけるよ~」

どちらも未就学の生徒さんとのレッスンでのひとコマ。

「小学生になったら届くよ~」と話して『とどくこと』に憧れを持ってもらえるように、高さの違う同じ音(1オクターブ違いの音)が出てきたら声をかけています。

先生の手を見せてちょっと自慢もしています。

「ほらすごいでしょ?」って。

 

よく小さい子って、それまで届かなかったちょっと高い所に届くと『届いたよー』って嬉しいですよね。

「高い所に手を伸ばして背伸びするようにピアノの鍵盤の上で時々やってみてね」と言うと、いつもお家でやってくれている生徒さんもいます。

「先生ここまで届くようになったよー」って途中経過を見せてくれる子もいます。

普段からそうすることは、指の間を自然と広げているトレーニングになっているのです。

届くようになっているかな?

今どのくらいまで届くかな?

あとどのくらいだろう?

楽譜に出て来て初めて『とどくかな?』とやってみるのではなく、その前から先行体験として投げかけています。

実は生徒の皆さんは気がついていないかもしれないけれど、そのような先行体験はたくさんあるのですよ。

何気ないレッスン中の会話でも、いずれピアノを弾くために必要なことへとつながっています。

さて、大きくなってピアノのテキストも進み、ギリギリ届きそうな場合は『はじめはたくさん間違おう❗️』

隣の音を踏んでしまってもいいから弾いているつもりでやってみるように言っています。

そうすると、いろんな発見があるのです。

右手は届きやすい

左手が届きやすい

白鍵は届きやすい

黒鍵が届きやすい

この曲のこの動きでは届く

いろいろやっていると自分の手のことがよーくわかってきます⭐︎

そして、知らぬ間に「あれ?もう届く⁉︎」と。

レッスンに来た時は(特にお家の楽器が電子ピアノの方は)本物のピアノで弾ける貴重なお時間。

間違ってもいいから、たくさんピアノをさわって、弾いて、レッスン時間めいいっぱい練習して帰って欲しいと思っています。

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