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日々の出来事やお知らせ、レッスンのことについて
2020年01月21日
ピアノ個人レッスンについて
進度が遅い早いだけではないこと
「先生うちの子の年齢だったらどのくらい弾けたらいいでしょうか?もっと弾ける子もいるでしょう?」
こんな質問をされました。
気になる気持ち分かります。
我が子だったら誰よりも上手になってくれたら嬉しいですものね。
習い始めた年齢やお家での練習環境などそれぞれですので、いろんな子がいます。
ですが、曲の難易度だけで、良し悪しが決まるものではないと思っています。
その子が音楽とどう関わっていて、ピアノを通してどれくらい成長したか、ピアノへの向き合い方に満足しているか、などを重視しています。
この年齢だからこの曲が弾けないといけないなどの考え方は持っていません。
また、楽器の演奏をするには様々な音楽力が必要なため弾く曲のレベルだけではなく、バランスの良い音楽力がついているか、総合的に判断しています。
難易度の高い曲を弾いているから「花まる」と言えないことだってあります。
ある程度大きくなると弾ける曲のレベルの差は出てきますが、どんな曲をひいていても「自分が弾いている曲とどう向き合っているか」「ピアノを弾くことで心がワクワクしているか」が大切です。
良い所を伸ばし、一人一人の課題をフォローしながらレッスンすることで、自分の目標を自分で乗り越えながら「ピアノが好きな子」「ピアノに向かう気持ちが前向きな子」を育てたいです。