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2017年05月24日
生徒さんたちのレッスン
譲り合いでつくりあげようピアノ連弾
「せんせい、おうちでれんしゅうしたらかさなってひけないんです」
発表会で親子連弾をする生徒さん。
おうちでお母さんと練習したら重なるところがあるそう。
両パートで同じ音を弾くところはないはずなんだけど。
一緒に弾いてみると…
「あぁ❗️上にするんだぁ」と生徒さん。
音が重なるわけではなく、2人の手がぶつかり合うのです。
「ここに〇〇ちゃんの手があるから〇〇ちゃんが弾きやすいように、先生は少し手首を上にあげて奥の方で弾いたよ〜」
ここに相手の手があるから相手が弾きやすいように譲り合い、だけど無理のないように自分の弾く音もおろそかにならないように。
お互いが「私の手はここを弾くのよ」と陣取ると手がぶつかり合います。
気になって自分の音も上手く弾けません。
「お母さんが弾きやすいように〇〇ちゃんが手を上にして譲ってあげてもいいんだよ」
帰って早速お母さんと話し合いをしていることでしょうね♪
相手の動きを見たり、相手の音を聴いたり、2人でひとつの曲を作り上げる「ピアノ連弾」で譲り合いの気持ちを⭐︎
2人で合わせるようになったら「誰のどっちの手」で弾く音がよく聴こえ「誰のどっちの手」を控えめに弾くか、音の強弱でも譲り合いをお勉強します。