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日々の出来事やお知らせ、レッスンのことについて子供の良いところを尊重するピアノレッスン
「楽しくピアノを学べる教室を探しております」とお問い合わせくださいまして、レッスンを開始することになった生徒さんがいます。
「ここでなら楽しく続けていけるかも…」とたずねてくださったことをとても嬉しく思います。
レッスンを引き受けさせていただき数ヶ月が経ちました。
きちんと座ってレッスンを受けるのが苦手な子。
だけどこんなに「いいところ」があります。
◎楽譜をよく見る
◎譜が正確に読める・譜読みが定着
◎手の形がしっかり保てる
◎音をよく聴く・聴き分ける
◎自宅練習がよく出来る
◎ピアノが好き
◎子供らしい感性(想像力豊かなおしゃべりがかわいいのです)
「きちんと座ってレッスンを受けること」をよりも、お子様の「ピアノが好きな気持ち」を尊重し「音楽を楽しんでほしい」と願っていたお母様。
『ピアノを習うことなんて無理』と思ってレッスンを断念される保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、お子様に合うレッスンを探されました。
ピアノのレッスンは、特別な技術を習いに来ているので「きちんとすること」は求められて当然です。
「きちんと座って言われた通りにレッスンを受けること」も才能のひとつ。
だけど子供が秘めている才能は1つだけではありません。
1つのことが出来なくても、他の才能に着目してレッスンを進めることで伸ばしていけます。
それに、座る時と座らない時のメリハリをつけながらレッスンをすすめるとスムーズです。
座ってきちんと出来るに越したことはないけど他の得意なことから伸ばしていくことで苦手なことは後から自然と追いついてきます。
とくに「座ることが苦手」なんて小さな頃だけの一時的なことですからね。
いつもレッスンに一緒に通ってくださってご自宅での練習や宿題もよく見てくださるお母様。
ご協力本当にありがとうございます。
音楽力を蓄えながら、ピアノの楽しさをたくさん伝えていきたいです。
もう少しで2冊目のテキストに入り、そろそろ両手の導入も始まりますよ。