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日々の出来事やお知らせ、レッスンのことについて
2020年12月15日
ブログ
生徒さんからのお手紙
レッスンではいつもかしこまった◯◯ちゃん。
自分からおしゃべりしたり雑談することはありません。
そんな◯◯ちゃんから「学校でお手紙を書きました」と(お手紙を書く授業かな?)お手紙をいただきました。
『さとうあすか先生へ
わたしはピアノのときにむずかしいときもあったりかんたんなときもあります。むずかしいときやうまくひけないときはおしえてくれてありがとうございます。いつもピアノはたのしいです。◯◯より』
ジーンしながら、ウルっとくるのをこらえてレッスンしました。
ピアノのレッスンは子どもたちにとってお家とは違う特別な場所。
緊張することもあるだろうし、いろんな想いでレッスンに来られていると思います。
いつも楽しそうにしている子もいれば、無口な子もいるし、もしかしたら気分が乗らずに来る日もあるかもしれません(そのように感じた時は保護者の方とお話しするようにしています)
ピアノのレッスンに何を求めておられるのかを察しながら、一人一人の想いをくみとり、日々向き合っています。
今年は「ピアノのお稽古なんてコロナを前にするともう必要のないものだよなぁ」と落ち込んだ一年でしたが、◯◯ちゃんからのお手紙を読んでまた来年も頑張っていこうと思いました。
日々のレッスンにおいて無邪気で純粋な子どもたちからたくさんのことを学ばせてもらっています。
いただいたお手紙は大切に保管して時々眺めています♡
もう大きくなられた生徒さんのものもあります。
今はこんな文章や絵は書かないだろうけど、この時にしか出来ない精一杯の表現はあたたかく微笑ましいかけがえのないもの。
あっという間に大きくなっていく子どもたちの成長と今の時間を大切にレッスンしていきたいです。