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2016年05月29日
ブログ
幼児期にピアノとふれあった記憶
私が1番最初に音楽と出会ったのは幼稚園の放課後にあるグループレッスンでした。
半年ほど経ってお引越しのため個人レッスンへ。
だけどその先生が産休のためお休みされることになり、習い始めてすぐだったため別の先生を紹介されます。
次の先生との出会いは私にとって衝撃的なものでした。
大きく開いたグランドピアノのふた。
先生が奏でてくれる伴奏に合わせて弾くと部屋全体が別世界になりました。
「なんて素敵な響きがするのだろう」
「もっと聴きたいなぁ」
子供の頃に得た感動は一生心に残ります。
「ピアノを弾く」「音色を聴く」という日常生活には必要のない特別なことをする時間。
ご飯を食べたり遊んだり、当たり前にある時間とは違う「ピアノとふれあった記憶」は30年以上たった今でもはっきりと焼き付いています。
一生心に残ることを伝えているピアノのレッスンはとても重要で責任のあることです。
「言葉掛け」
「接し方」
「音楽のアプローチ」
この楽譜を見るたびに思い出される遠い日の記憶は、今の自分に大切なことをいつも教えてくれます。