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2017年03月27日
ブログ
大きくなってもずっと心に響くレッスンを
ピアノのレッスンでは、強弱や曲想などを様々な例えや表現に言い換えて投げかけるようにしています。
こちらから投げかけた言葉から壮大なスケールの物語をおしゃべりしてくれる子もいます。
無邪気に言葉にしていた子も、大きくなるにつれて「心の中のこと」を口にすることに恥じらいを持つようになってきますが、それも成長の証。
だけど、思い描いているイメージがなくなったわけではありません。
投げかけた後に、出す音が明らかに変化しているので思い描いているイメージが膨らんでいることが伝わってきます。
小さい頃は「おしゃべり」で伝えていたのが「ピアノ」で表現出来るように。
心に響くレッスンを目指しているのはいつまでも純粋な気持ちを持っていてほしいと願っているからです。
『間違えずに音を弾けること』『楽譜を正しく読めること』は大切ですが、音楽を自ら奏でることから膨らむイメージや気持ちの変化をピアノの演奏の中で楽しんでほしいです。
ピアノの演奏を心から楽しむ。
完璧な演奏ではなく心で奏でる音楽。
それこそが楽器を奏でる面白さ。
心が成長していく中でピアノを奏でることが癒しになっていけると嬉しいです。
卒園して小学生へ。
習い始めた時は年少・年中さんだったのにもう小学校高学年の生徒さん。
背は追い越されちゃった、中学生・高校生。