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2019年04月14日
勉強会
モーツァルトのピアノソナタ練習中
来週の勉強会でモーツァルトのピアノソナタを弾くことになったので練習しています。
「モーツァルトのピアノソナタ」と聞くと少し大きくなった子ども時代を思い出します。
当時は先生に「これを弾いていらっしゃい」と言われたから、ただ弾いているだけでした。
練習が適当だったり、ほとんど練習していなかったり…
モーツァルトのソナタを弾いていたのはそんな不真面目な時代でした。
なので、今向き合うといろんなことが見えてきます♪
いろんな記号はもちろん、楽譜に書かれていないことや、ハーモニーから連想出来ること、時代背景、形式…
昔、先生が書き込んでくださっていた注意点や自分で書き込んでいるものなどにも「ふむふむ」と納得。
楽譜の中にはいろんな情報があふれていて面白いです。
当時の思い出も蘇ってきます。
いろんなことを振り返りつつ、古典の空気感やシンプルな音楽の中に浮かんでくる情緒などを楽しみながら弾いています♪
※楽譜は原典版を使っています。
(原典版とは作曲家が書いたそのものに限りなく近い楽譜のこと。
出版社が作曲家の想いをくみ取って「こうであろう」と強弱記号やスラーなどを書き加えたものは校訂版。)
モーツァルトピアノソナタの2巻はこの版を購入していて、指使いが書かれていないため、昔は「買ったのを失敗」と思っていました。
今は理想の音が出せるよう好きな指使いを自分で考えるので気になりません。