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2016年09月29日
今月のテーマ
ピアノ初見演奏で音楽的洞察力を鍛える
今月のテーマ「初見演奏」に取り組んでいる子供たち。
まずは、出された課題の「拍子」「メロディ」「伴奏のパターン」などを軽く譜読みして(30秒程度)どんな曲か予想します。
「では、弾きましょう♪」
演奏中は今弾いてる手を動かしながら奏でている音楽を聴き、だけど目線は次の小節を見て次にどんな音楽がやってくるか予測しています。
「頭」「目」「耳」「指」の連携プレーで色んなことに集中しているのです。
「ピアノが脳に良い」と言われていることはこのようにたくさんの事を同時に行うからでしょうね。
難しそうに思えますが、習っている子は意識して「同時に行う」わけではなく自然と出来るようになります。
習い始めて5〜6年の子への課題↓
習い始めて間もない子には譜読み確認の短い課題。全体をすぐに記憶する子もいます。
知らない楽譜を目の前に出されて「ハイ❗️弾いてごらん」。
みんな集中して取り組んでくれます⭐︎
「初見力」が身につくと、
「読譜力」「集中力」はもちろん、
楽譜を見る「観察力」
見てすぐ頭に入る「記憶力」
予測する「洞察力」
目で見たものを瞬時にとらえたら、正しく弾けているか耳で聴きながら演奏します。
曲の全体像をすぐにとらえることが出来れば、仕上げるペースも早くなり、よりたくさんの曲に出会えますよ。