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2016年07月12日
ブログ
ピアノが親子のコミュニケーションに
私の両親は「ピアノが弾けないお父さん・お母さん」でした。
「家に教えてくれる人がいたらどんなに楽か…」と考えることもしばしは。
親子で連弾出来るなんてとてもうらやましいことでした。
両親からは「弾けないからこそ」「弾けない感覚で」子供の頃はいろんなことを言わました。
「これ弾いてみてよ」(父が勝手に買ってきた楽譜。初見?レベルあってないし…)
「今日はなんの曲弾いてるの?」(よくのぞき込む)
「(コーヒー片手に)なんか弾いてよ」(子供の教則本の曲をBGM?)
「その曲ってそんな曲?」(適当に練習しているのがバレてる?)
「そこだけ華やかね」(図星!他はうまく弾けてない)
いつも、今何弾いてるの?と見られていたような気がします。
そして、意外と鋭いツッコミ。
だけど、
「そこの音違うよ」
「そこだけもう一回ね」など、
具体的な間違いの指摘をされなかったので、嫌にならずに続けてこれたのかもしれません。
「弾けない人にも伝わるんだぁ」
楽譜が読める読めないに関わらず、人の気持ちを動かす演奏があることに気付かされました。
それと厄介なのが「習っていたら何でも弾けるんだろ」っていう感覚…。
「習ってるのに弾けないの?」と言われると、ん〜、悔しい‼️
「何でもサラッと弾きこなせるようになるまで自分はまだやめる訳にはいかない」という気持ちが心の片隅にあり、ずっと続けてきたような気がします。
そして、その想いは今でも継続中。
何でもサラリと「理想の演奏」は永遠の課題なんです。
私は「ピアノはリビングに置きましょう」と皆さんにおすすめしています。
親がピアノを弾けなくても
親がピアノを弾けても
ピアノを囲んで、奏でられる音楽を聴く家族が近くにいて、「ピアノ」が親子のコミュニケーションにつながると嬉しいです♪