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日々の出来事やお知らせ、レッスンのことについてピアノ弾きにはおすすめできない夏休み
もうすぐ夏休みですね♪
ピアノの先生としては、オススメできない過ごし方ですが…
子供の頃、1学期の終業式が終わった翌々日からお盆まで祖母宅やいとこ宅を親元離れて行ったり来たりするのが楽しみでずっとお泊まり生活をしていました。
お着替えと夏休みの宿題もって。
そして、「もしかしたら弾けるかもしれない」「譜を読むだけでも違う」「たまにエアピアノ」と、ピアノのことを気にかけながらピアノの楽譜も持ってお泊まりへ出かけていました。
出発する日、直前まで弾き込みます。
お泊まりは楽しみだけど、数週間ピアノは弾けません。
ドキドキなのは、自宅に帰ってから久しぶりに開けるピアノの蓋、鍵盤の上に手を乗せて、打鍵すると…
変な感触…
変な音…
指も鍵盤も重いし、ピアノの音ってこんな音だったっけ?
指も耳も、座り心地だって違和感です。
そんな翌日にレッスン日ということもありました。
さて、どうしよう…
「何も出来なくていいからいってらっしゃい!」と母に言われ「とりあえず行こう、行かねばもう指が元には戻らないかも」なんて気持ちで先生のお宅へ行ってました。
1日弾かないと取り戻すのに2~3日かかるピアノ。
数週間弾かないとどのような感じになっているか…。
違和感、鈍い、重い、
数週間ピアノに触れず、ピアノの音を聴くこともなかった小学生のわたくし。
こんな夏休みを過ごしていたから言えることは『レッスンに来てピアノに触れるだけ、音を聴くだけでも全然違う』ということ。
なので練習不足のままレッスンに来てくれる生徒さん大歓迎!
「夏を楽しんでるなぁ」と嬉しくなります♪
夏休みにはたくさんのことを経験してたくさんの刺激を受けて、心を育てることが音楽にも活きてくるのです。
今でも思い出します。
「あすかちゃん焼けたね~」と言って迎えてくれる先生の笑顔。
生徒の皆さん、夏休みをたっぷり満喫してくださいね。