楽譜に「書かれていないこと」を読み取る
2016年06月27日
ピアノ個人レッスンについて
心を動かされる演奏は、楽譜に書かれていない「作曲者の想い」をくみ取って「弾き手の個性」で表現されています。
「フォルテ(強く)と書いてあるから強く弾いている」
アレグロ(速く)と書いてあるから速く弾いている」
「楽譜に書かれていることだけ」を完璧にやっても物足りなさを感じることもあるのです。
何だか、奥の深い難しいそうなこと。
いきなり上級の曲に取り組みだした日から「作曲者の想いをくみ取る」のではなく…
♪「お花のつぼみが開いた感じね」
♪「広い青空が広がってる感じ」
♪「怒ってる感じ」
♪「ヨーロッパのお城でパーティ」
♪「木靴をはいて踊るおまつり」
♪「あわてている感じ」
♪「優しいお母さんの笑顔」
など、幼い頃からいつも投げかけることで上級レベルの曲に取り組むようになった時にこの「奥深さ」を楽しむことにつながります。
「ここはこういう感じだなぁ」と自分でイメージしながらピアノを奏でることが癒しとなってほしいです⭐︎

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