効率よく部分練習
2015年12月02日
ピアノの練習
曲を弾く
↓
弾けないところで止まる
↓
初めから弾く
↓
また同じところで止まる
↓
初めから弾く
ってやると、弾けないところの練習が出来ないままで、出来るところばかり何度も弾いていることになってしまいます。
「止まってしまうところ」だけを取り出して繰り返し弾くと短時間で曲を早く仕上げることが出来るのです。
さらに言うと「止まってしまうところ」の前後1小節も含めて、そこが止まらずに通過出来る練習をするとさらに早く仕上げることが出来ます。
部分練習って全然曲っぽくないし、なんか地味な作業。
楽譜を見ることが苦手な子は、途中からだと調子がつかめず分からなくなることもあります。
でも出来る人こそ、この練習ばかりしています。
レッスンでは楽譜に分かりやすく「ここから弾こう⇩」と部分練習の箇所を記すようにしています。
知ってる曲が弾けるようになってくると面倒な部分練習より、どんどん弾きたくなる気持ちは分かりますょ。
でも、そこを乗り越える力もつけてほしいです⭐️
オススメ記事
心を強くしてくれるピアノのお稽古
音楽は心に届くものだから弱った心を元気づけてくれたり、感動を与えてくれます。
子どもの習い事ではまだそこまで感じられなくても、日々のレッスンで強い心が育ちます。
年 […]
ピアノのレッスンお家の方のご協力 いつもホームページをご覧くださってありがとうございます。
私のお教室ではとてもお子さんの子育てに対して熱心な方が多いと思います。
ピアノを習うにあたってもお家でしっかり話し合 […]
音楽的自立を促す 指導目標の中に「一人で練習出来ること」があります。
卒業式前にレッスンに来られた受験生の中学生生徒さんは数ヶ月間レッスンに来ていませんでした。
だけど自分で譜読みして完成に近 […]
いっぱい持ってるこの魚 ピアノ講師ラボで見たレッスンアイデア「おさかなセット」。
うちに同じような魚がたくさんあるのでびっくりしました。
考えられた先生は「不細工なおさかななのでみんな笑ってくれます […]
電子ピアノの使い方 生徒さんの中にはおうちのピアノが「電子ピアノ」の生徒さんもいます。
ピアノの先生としては、やっぱりアップライトピアノ(電源をいれない本物のピアノ)をお勧めします。
ですが、電 […]