〜母の日に思う〜「母がピアノに求めていたもの」

2016年05月09日 ブログ

私がピアノを習い始めたのは「自分は弾けないから弾けたら楽しそうだな」と思った母の判断です。

小さい頃いつも言われていた言葉は「すごいね」と「わからない」でした。

家で弾いてると「すごいね〜」と言ってのぞきこまれたり、

ピアノの本が新しくなると一緒に中身を確認してやっぱり「すごいね〜」。 

 そして

「〇〇ちゃんのお母さんみたいに教えてあげること出来ないから先生のお話をきちんと聞いておいでね」「聞かれても分からないよ」でした。

ピアノことが全くわからなかった私の母だけど…

いつも家でピアノを聴いている母の耳も私と一緒に育っていきました(?)

音のミスはもちろん、

曲の表現、

演奏テクニックの良し悪しまで、

自分は弾けないけど音楽が分かるようになっていきました。

大人になってからの本格的な演奏だって、ちょっとした間違いまで分かるように。(ごまかしたはずなのに)

そして、だんだん「すごいね」はなくなっていきました。(耳が肥えた?)

だけど「いいねぇ〜、ピアノが弾けて」とは今でも言われます。

母がピアノに求めていたものは、音楽の専門に進むことではなく「弾いて楽しむこと」でした。

ピアノだけでなく習い事には「求めるもの」や「習得して欲しいもの」があります。

 
大切なお子様を「この先生にお願いしよう」と信頼してお預けになってくださっている方々の「求めるもの」をくみ取りながら、今週もレッスンを楽しみたいです♪♪ 

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